Delphiデザイナーで「継承元の値に戻す」が非活性になって押せないときの対応方法
最近、Delphiをお仕事で使うことがあったのですが、デザイナー表示のときに「継承元の値に戻す」をやっといてーって言われてでけへんかったことがありまして、そのときの回避方法を書いておきます。
そもそも「継承元の値に戻す」のは、デザイナー上で右クリックしてやるのですが、非活性になることがあるんです。
これってどうやってもこうなってて、なんでやねーん!!ってなってたんですが、社内の有識者に聞いてまわったところ、、、
どうやら継承関係にあるデザイナービューを親子共にデザイナービューで開いた状態で右クリックすると非活性になるそうです。
もっと詳しくサンプルコードベースで説明すると、、、
親クラス(SampleBase.pas)
unit SampleBase; interface uses XXX; type TSampleBaseFrame = class(TFrameBase) ...
子クラス(Sample.pas)
unit Sample; interface uses XXX; type TSampleFrame = class(TSampleBaseFrame) ...
この状態で、親クラスと子クラスのデザインビューを開いた状態で右クリックすると、親クラス側が非活性になるのです。
まあ、子クラスのデザインビューを開いた状態やと活性にならんゆーことですね。
裏仕様っぽいというかなんというか…。