我が子をインターネットの誘惑から守るためにProxy Serverを建てた
最近の子はすごいですね。
子供に要らなくなったiPhone4を使っていいよってことで、渡しているのですが、悪いこと?ができないよーにと、年齢制限とか良い感じにロックしてたのです。
が、久しぶりに見てみると、パスワードを推測して、解除し、自分でロックして親がアクセスできなくしちゃうんですね。
そーなってくると、親もついついカっとなって、Proxy Server建てちゃいますよね。
ってことで、たてたので、その手順をメモ。
AWS EC2上にsquidを構築する
個人的にEC2を運用していたので、そいつを、proxy serverにして、EC2を経由してインターネットするよーにしてみようと思う。
LAN内にRaspberry PiとかでProxy Serverにするでも良いのだが、LANで頑張るのもちょっと時間かかるので、私にとって、お手軽な道を選んだ。
環境は、
- Amazon EC2
- Ubuntu 14.04 LTS
です。
まずは、インストール。
$ sudo apt-get install squid
それから、設定を変更。
sudo vim /etc/squid3/squid.conf
以下の2箇所をコメントアウトして、
#http_access deny all ... #http_port 3128
以下の設定を最下部に追記した。
http_port xxxxx # デフォだと危険だし、任意の良い感じの数値にした。 acl myacl src all # allにするのは、EC2のSecurity GroupでFROMのGIPを制限するからいっかって感じ。 http_access allow myacl http_access deny all forwarded_for off request_header_access X-Forwarded-For deny all request_header_access Via deny all request_header_access Cache-Control deny all logfile_rotate 7
AWS EC2 のSecurity GroupでGIPを制限する
iptablesとかでやるのが通常なのかと思いますが、Security Groupだけで制限しました。
設定方法は割愛しますが、squidに設定したポート番号を自分とこのGIPからアクセスを許可するよーにして、他は閉じてる感じです。
ホームルーターのIPフィルターを設定
このあたりは、ご使用になられているホームルーターによって設定方法とか違うと思います。
うちは、BUFFALOのAirStationなるルーターを使っているので、IPフィルターを設定しました。
操作 | 方向 | 送信元アドレス | 宛先アドレス | プロトコル |
---|---|---|---|---|
無視 | LAN →インターネット | 全て | 全て | HTTPS |
無視 | LAN →インターネット | 全て | 全て | HTTP |
みたいな感じで、HTTPとHTTPSを制限するようにしました。
それ以外は基本OKにしています。
ので、けっこー緩い監視にしよーって思ってます。まずは。
いきなり全ポート閉じると、自分が面倒なので。
ブラウザのプロキシ設定を有効にする
このあたりは、WinとかMacとかブラウザの種類とかでいろいろ設定方法異なると思いますが、だいたいは、
Proxy ServerのGIPと設定したポート番号
を入力してやることで、インターネットのほとんど80と443ポートを使うよーなアクセスについては、Squidを経由してアクセスするようにできました。
監視
まーなんか、あやしい行動してたら、ログで確認しよっかな程度で考えてます。
そのうち、あかんサイトとかを設定してフィルタするかどーしよっかなって考えてますが、まあいまはいっかって思ってます。
以上です。